夢は願望の表れ
夢に三浦しをん氏が出てきた。
シルバーに染めたベリーショートという出立ちで、新刊の発表をしているようだった。三浦しをん氏の本は小説もエッセイも大好きなのでなんだろうと思いながらページを捲ると何故かときメモgsシリーズの特集のようなもので、至極楽しそうにゲームについて語りだす三浦しをん氏。漫画が好きなことは知っていたがゲームの話を聞くのは初めてだなぁ、やっぱり名作だよなぁなんて不思議に思いながら同じ物を好きになれて喜んでいた。
促されるままページを進めるとそこには美 少年のインタビューらしきものが掲載されており、私の好きなものしかないじゃないか！などと驚いたあたりで目が覚めた。
夢は願望の表れという有名な説があるが、これほどまでに顕著で分かりやすい夢を見ることがあるのだろうか。己の事ながら単純過ぎやしないかと少し情けなくなる。
しかしこんなにも夢の出来事を鮮明に覚えていることはなかなか無い機会なので記しておこう。人は覚えていないだけで毎晩夢を見ているらしいが今日は果たして覚えておくことが出来るだろうか。梅雨の晴れ間にとシーツを洗ったので気持ちがいい。明日からは２連休だ。どうかいい夢が見れますように。
経験にお金を使おうって言うけどさ
「物じゃなくて経験にお金を使いたいんだよね〜」
最近よく耳にするこの言葉。
捻くれ者の私からしたら買い物をすることだって物を買うという立派な"経験＂なのでは？と思ってしまう。旅行や習い事にお金を使うのを無駄だとは思わない。むしろ素敵なことだと思う。現に私もライブで聞いた曲はその時の記憶が蘇り、以前の何倍も楽しい気持ちになる。が何だか物を買うことでは結局人は満たされない、経験にお金を使った方が幸福度が上がる云々にはそれってどうなのと異議を申し立てたい。
例えばマイホーム。
昨年思い切って中古のマンションを購入、リノベーションした。(正確には夫の名義なので購入したのは夫)自分たちであーでもないこーでもないと言い合って決めた間取り、設備、壁紙、家具。どこの銀行のローンにするかなどそれはもう考えることが沢山あった。そうして出来上がった我が家はどこも見ても好きなものに溢れているし、金利がどうなるのだろうと世界情勢なんかもほんの少し気にするようになった。
大きい買い物だったが私の中では非常に満足度の高いものになったし、これはもう経験と呼ぶのではないか。結局のところ経験と物を買うという境界線はあやふやで、自分がよく考え納得のいくものを手に入れられればそれでいいではないだろうか。
私は内装や環境も含め今の家がとても気に入っているし、何年か前に購入したエタニティリングのきらめきに毎日癒されているのだがら。
経験と物を買うことの境界線、どこだと思うか色々な人の意見が聞いてみたいものだ。
ズボラvsお風呂
突然だし引かれることを承知でいうが私はお風呂に入るのが本当に嫌いだ。温泉など非日常であればもちろん気持ちいいと思うし、旅館に泊まるのも好きだ。問題は毎日こなさなければならない洗髪、洗顔、洗体そしてスキンケア、ドライヤーである。もーこれがとにかく面倒臭い。全自動人間洗い機(スキンケア、ドライヤーまで終わらせてくれる)の完成を心待ちにしている。
入らずに済むのであればそうしたいが、そういう訳にはいかない。どうしたって体も頭も汚れるので洗わなければならない。少しでもお風呂に入るのに前向きな気持ちになるために好きな匂いがするものやちょっとだけ贅沢な石鹸(ボディソープより固形石鹸派)や試してみたいクレンジングなどを買うようにしている。
牛乳石鹸(カウシリーズはミルククレンジングも愛用している)は懐かしい匂いが好きでよく使うし、乾燥が気になる時期にはＭマークのラベンダーやローズマリーを使う。金銭的に余裕がある時はリーフアンドボタニクスのゼラニウムやレモングラスを買ってみたり。
日々如何にして済ませるか試行錯誤しているのだが、仕事のモヤモヤもあり昨日初めてマークスアンドウェブで石鹸を買ってみた。
奥で寝転んでるのは気になったクレンジング。
今の所可もなく不可もなく。
カミツレとホホバ、レモングラスとガーデニア、そして季節限定のベルガモットとペパーミント。現時点ではカミツレとホホバの香りが気に入っている。使ってみたらまた変動するかもしれないが。石鹸ひとつとしては決して安くない金額だと思うのだけどこれでお風呂に入りたくなれれば安いものである。しかし固形石鹸はボディソープより種類が少なく松山油脂に頼りっぱなしなのが見てとれる。何かおすすめの固形石鹸があれば是非教えていただけると嬉しい限りです。
それでは。
６月は休暇月間
日々思う小さなことを忘れないようにとブログを始めたのにすぐに期間が空いてしまう。もっと簡潔に文章を書けるようになりたい。
６月は仕事で１番頑張らないといけない月であり本当に余裕が無い。いつもだったら流せる行動も目について苛々してしまい、それをなるべく表に出さないようにするのにものすごく心を擦り減らしてしまうし、梅雨のせいか上手く体の熱を逃がす事が出来ずにすぐ微熱が出てしまうので休みの日は歯医者以外予定を入れず引き篭もっている。寝ては食べ、YouTubeなどを見ながらうとうとし、最低限の家事をするということしかしていないが無理をせず自分を甘やかしている。
まどろみながらいい求人はないものかと転職サイトをうろうろし、やっぱりそんな上手い話はないよなぁと落胆する。出来れば平日休みで人間関係が比較的スムーズで残業が少なめでと自分の要求を追い求めるとなると今のままではいけないと思う。今年こそは資格を取り、いいなと思う求人があればすぐ応募出来るようにしておければ精神衛生上少し余裕が出来る気がする。
私が休みの日はほとんど家に居るものだから、愛猫はずっとくっついて寝ている。人間にはもう蒸し暑い気温だがまだ猫には肌寒いのだろうか。寝ている猫を見るのは本当に癒されるし飽きない。よく見たら一丁前に髭が枝毛になっていた。おかしい。
猫を養うためにも適度に手を抜きつつ、頑張って働かねば。
散財するために節約をする
朝から違う歯医者に行ってきた。今通っているところでは抜歯した方がいいと言われたのでセカンドオピニオンというやつ。親知らずの移植の症例が多くて近所ということもあり行ってみた。結果的にひとまず抜歯はしないで再治療をして様子を見ましょうとのこと。
歯医者さんって病院によって言うことが違うので何を信じたらいいかわからないって夫に嘆いたら最終的には結果論だし自分がこの先生ならミスされてもいいやって思える所を選ぶしかないんじゃない？と言われてなるほどと思った。とりあえず費用的にも抜くよりは様子をみてまた考えるかと思ったので新しい所に通ってみることにした。問題の先延ばし感も否めないけど。
駅で夫と落ち合い次の予定まで時間があるので少し早めの昼ご飯を食べようかとうろうろしていると、赤福の整理券を配っていて引き寄せられるように受け取り百貨店の催事場に向かう。他にも色々美味しそうなものがあったけど赤福のみ購入して外へ。何を食べようかと話しながら歩いていると良さげな喫茶店を発見。メインイベントはアフタヌーンティーなので軽めにハヤシライスとコーヒーのセットで昼食を済ます。昔ながらの喫茶店の雰囲気で二人とも気に入り、次はホットケーキを食べにこようと話しながら店を出る。
まだ時間があったので気になっていたジョーマローンの限定の香水を見に行くことに。新しい限定の商品も出ていて色々試させて貰うもやっぱり以前から気になっていた木蓮の香りを購入。もうひとつ狙っている香りがあるので別の機会に来ようと思う。
古本屋にでも行こうかと向かっていると飲みそびれていたスタバのメロンフラペチーノを見つける。メロンの一番美味しい所をぎゅっとした感じでとても美味しい。美味しいんだけど量が多くて途中から飽きてしまうので限定商品もショートサイズを選べるようになってくれると嬉しい。満足して古本屋へ。
店内をうろうろしているといつか欲しいと思っていたブランドのバッグを発見する。見たところ目立つ汚れもないし破格。こういうブランド物は自分で頑張って手に入れたものを大事に使いたいという思いと、大事にし過ぎて使えない位なら使用感があっても気にせず使える物を買った方がいいのではという思いで少しばかり悩んだ末購入。一応夫の誕生日祝いという名目の日なのに自分のものばかり買っている気がする。おかしい。欲しいものを手に入れるために日々働き節約しているのだからよしとしよう。
バッグを２つ持っている少し愉快な人になってしまったが、満足のいく買い物をしご機嫌でアフタヌーンティーを予約している場所へ向かう。
元は筑豊御三家のひとつである貝島邸をレストラン、結婚式場として活用し始めたものらしい。晴天なこともあり庭の緑がとても綺麗。雨は雨で素敵なんだろうな。景色に癒されながら美味しいお茶とお菓子をいただく。
噛むと薄揚げから出汁がじゅわっと出てくるお稲荷やはったい粉のロールケーキなどイギリス式のアフタヌーンティーではお目にかかれないものばかりで楽しい。飲み物も日本茶から和紅茶、コーヒーまで種類が豊富。個人的にはほうじ茶が一番気に入った。ランチもやっているみたいなので、次はランチで利用したい。
食べ終わり庭を散策していると厳かな雰囲気に似つかないものを発見する。自動で芝を刈ってくれるルンバのようなもの。一生懸命働いていて可愛い。
夜ご飯はデパ地下で好きなものを好きなだけ買って食べ、既にお腹いっぱいだったのと欲しい物に出会えなかったのでケーキとプレゼントはまた今度ということで夫の誕生日祝いは一応幕を閉じた。私の誕生日には何をしてもらおうか今から楽しみである。
朝ご飯は幸福の味
朝は大体トーストにバターとジャム。それにコーヒー。日によってバナナやゆで卵を一緒に食べることが多い。予定の無い休みの日は少し豪華なパンだったりワッフル、サラダとヨーグルトを追加して何か観ながらゆっくり朝食をとるのが好きだ。
朝が弱い私にとって朝ご飯はちょっとしたご褒美になっていて仕事に行きたくない日*1も、パンの焼ける匂いやバターの塩味とジャムの甘さを味わっていると少しだけ前向きな気持ちになってくる。夜ご飯と違ってそこまでカロリーを気にする必要もないので、三食の中で朝ご飯が一番好きかもしれない。夜に高カロリーなものを食べることも罪深くて大好きだけど。
たまにご飯に納豆、卵焼きなどthe和食の朝食を食べたくなることもあるけれど和食だと色々と準備が大変なので基本的にはパン食派という答えも出たところで今日はおしまいにしよう。
*1:大体毎日そう
オタク越しに見る世界
ジャンルを問わず人が好きなものについて語っている姿が好きだ。好きなものの話をしているから楽しそうだし、その人越しに見る世界が好き。同じグループやジャンルが好きでも人によって切り取り方が違う。当たり前のことだけど。
めちゃくちゃわかる私もそういう所好き！もあれば、そういう見方もあるのか！もあるし、色んな人を介してますます好きになっていく過程も楽しい。
最近面白いなと思ったのがスタバのトラのタンブラーを見て私は「これでもう少し青が薄ければ桜井兄弟*1概念タンブラーなのに・・・！」と思ったのだが、Twitterでふと目についたもので、呪術の悠仁概念だと言っている方も居たし、恐らくTravisJapanが好きな方が購入している写真をあげているのも見た。一つの商品なのに受け取り方次第でこんなにも違って見えるものなのかと少し感動したし、ジャンルは違えどどこのオタクも似たようなことをしていて笑った。
私はすぐにこれは○○概念！というので夫に女性は概念グッズ好きだよねと言われたのだが、男性オタクの皆さんはあまりこういうことをしないのだろうか？そういう界隈に詳しくないし知り合いも居ないので謎である。個人的に性別でとやかく言われるのは好きではないのでそうではないと思いたいのだがどうなんだろう。
話が少し逸れたけど好きなものについて話している人が本当に好きなので、昨今のオタク肯定文化はとても有難い。どんどん布教していただいて話を聞きたいし好きなことを増やしたい。
